「大型バイクってかっこいいけど、自分にも乗りこなせるのかな…?」
そんな不安を抱える20代の初心者ライダーは少なくありません。

でも実は、20代のうちにバイクに挑戦するのは、とても有利な選択とも言われています。
若いうちだからこそ体力や吸収力があり、感覚も柔軟。これから長く楽しめる趣味としても、大型バイクは魅力的な存在なんです。

この記事では、初心者でも安心して大型バイクデビューを目指せる理由と、後悔しない選び方のコツをわかりやすく紹介します。

夕暮れの並木道で並んで停車する20代の男女ライダーの後ろ姿
これから大型バイクに乗り出す20代ライダーたちのスタートを切る瞬間

20代で大型バイクに挑戦するのは、実はとても有利なスタートだといわれています。
体力や柔軟性に恵まれ、慣れるスピードも速いこの時期に始めることで、より早く安全にバイクライフを楽しめる可能性が高まるからです。

とはいえ、初心者にとっては不安もつきもの。
「自分に合ったバイクがわからない」「足つきや重さが心配」「費用がどれくらいかかるの?」など、初めての選択には戸惑いがつきまといます。

たとえば、人気モデルに憧れて選んだのに足が届かず、怖くて乗れなかったり、思った以上の維持費に驚いてしまった…という声もよく聞かれます。

でも大丈夫。大切なのは、自分の体格や使い方に合ったバイクを選ぶこと。
最近では、初心者向けに設計された軽量モデルや足つき重視の車種も増えていて、無理なく安心してスタートを切ることができます。

この記事では、そんな20代初心者が大型バイク選びで失敗しないためのポイントを、わかりやすくまとめました。

  • 見た目と実用性、どちらを優先すべき?
  • 足つきや車体の重さはどう判断する?
  • 街乗り・通勤でも快適に使えるタイプは?
  • 初期費用や維持費をどう抑えるか?
  • 初心者でも扱いやすい人気モデルはどれ?

など、リアルな悩みに寄り添いながら、後悔しない一台の見つけ方を解説していきます。
専門誌やメーカー情報を参考にした信頼性のある内容で、初めてのバイク選びをしっかりサポート。

ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりな大型バイクとの出会いを見つけてください!

記事のポイント

  • 自分に合った大型バイクの選び方と注意点
  • 初期費用や維持費などのコストの考え方
  • 通勤や街乗りなど用途別に適したタイプの特徴
  • 見た目・足つき・カスタム性などを踏まえた車種の選び方

20代初心者が大型バイクを選ぶ前に知っておきたいこと

  • 20代初心者が感じやすいバイク選びの不安

  • 初期費用を抑えるための現実的な選び方

  • 通勤・街乗りで使いやすい大型バイクの特徴

  • 維持費とライフスタイルのバランスを考えるポイント

  • 足つき重視で安心して乗れるモデルの選び方

バイク選びでよくある20代の悩みとは?

「大型バイクに興味はあるけど、自分に扱えるか不安…」
そんな気持ちを抱える20代初心者は少なくありません。免許を取ったばかりで経験が浅いと、見た目やSNSで話題の人気モデルに惹かれてしまいがちですが、それが必ずしも自分に合った選び方とは限りません。

特に20代は体格や筋力に差がある年代です。重いバイクや足つきの悪いモデルを選んでしまうと、取り回しに苦労したり、信号待ちで不安を感じることが増えてしまいます。「かっこいい」と思って選んでも、実際に乗ると緊張して楽しめないという声も多く聞かれます。

また、「使い方をイメージせずに選んでしまう」という失敗もあります。平日は通勤、週末はツーリングといった目的を考慮せずに、スポーツタイプなどの見た目重視で選んでしまうと、街乗りでは不便を感じやすくなります。自分がどんなシーンでどれくらいの頻度で乗りたいのか、先にイメージしておくことが重要です。

費用面も不安のひとつです。本体価格だけでなく、任意保険や装備品、メンテナンス費用などのランニングコストがかかるため、「想像以上にお金がかかってびっくりした」という声も少なくありません。

こうした不安を軽減するには、自分の体格やライフスタイルに合ったバイクを複数比較し、実際に試乗して感覚を確かめることが効果的です。最近は初心者向けのレンタルバイクや試乗イベントも増えていて、実体験を通じて選びやすくなっています。

見た目やスペックだけにとらわれず、「安心して楽しめる一台」を見つける視点が、20代初心者の不安を取り除く第一歩です。

初期費用を抑えるための現実的な選び方

大型バイクに興味はあっても、「お金がかかりそうで不安…」と感じる20代初心者は多いものです。
特に学生や社会人1〜2年目など、まとまった資金を準備するのが難しい時期には、「大型バイクは手が届かないかも」と感じることもあるかもしれません。

そこで、初期費用を抑えるための現実的な方法としておすすめなのが「中古車の活用」です。新車に比べて本体価格を大きく抑えられるだけでなく、モデルによってはカスタム済みのパーツが付属していることもあります。とはいえ、安さだけで選ぶのはリスクもあるため、整備記録のある車両や保証付きの販売店から選ぶのが安心です。

また、装備品にかかる費用も意外と大きいため、工夫次第で大きく節約できます。ヘルメットやグローブ、ジャケットなど、安全に関わるアイテムは必要不可欠ですが、型落ちモデルやアウトレット品を選べば品質を保ちつつコストを抑えることができます。最近はネット通販や量販店のセールを活用する人も増えています。

支払い方法の見直しも、初期費用を抑える手段のひとつです。無理のない範囲であれば、バイクローンや分割払いを活用することで、初期負担を軽減できます。ただし、月々の返済額や支払い総額をあらかじめ把握しておくことが大切です。生活費を圧迫しないよう、収支バランスを意識した計画を立てましょう。

さらに見落としがちなのが、「ランニングコスト」の存在です。とくに20代は事故リスクが高いとされるため、任意保険料が高くなりやすく、年間で10万円前後かかることもあります。購入前に複数の保険会社で見積もりを比較し、自分に合った補償内容を選ぶと安心です。

このように、初期費用を抑えるためには「価格」だけでなく、「信頼性」「維持のしやすさ」「生活との相性」といった視点を総合的に見ることが大切です。工夫次第で、20代でも無理のない形で大型バイクライフを始めることができます。

通勤・街乗りで使いやすい大型バイクの特徴

信号待ちで横断歩道に停車する若いネイキッドバイクライダー
通勤時間帯の街中で停車中の姿が、日常使いの現実感を伝えるワンシーン

「大型バイクはかっこいいけど、通勤や街乗りには重すぎるのでは…?」
そんな不安を感じている20代の初心者ライダーも多いかもしれません。でも実は、大型バイクの中にも、街中での使い勝手に優れた扱いやすいモデルがちゃんとあるんです。

たとえば、軽量ネイキッドタイプや小柄なアドベンチャーモデルは、取り回しの良さやストップ&ゴーのしやすさで街乗りにぴったり。ホンダCB650RやヤマハMT-07などは、見た目のスタイリッシュさと実用性を兼ね備え、初心者にも人気です。

毎日乗るなら、ライディングポジションの快適さも重視したいポイント。前傾姿勢が強いスーパースポーツタイプは見た目こそ魅力的ですが、腰や手首に負担がかかりやすく、通勤には不向きな場合もあります。アップライトで自然な姿勢が取れるモデルを選べば、体への負担が少なく長時間でも快適に走れます。

また、エンジンの熱対策も街乗りでは無視できない要素です。特に夏場や渋滞の多い地域では、空冷エンジンだと熱がこもりがち。水冷エンジン搭載のバイクは冷却性能に優れ、エンジンのオーバーヒートを防いでくれるため、通勤時にも安心です。

さらに、積載性の確保も日常使いでは重要です。リアボックスやサイドバッグを装着できるモデルであれば、通勤用の荷物やレインウェアをすっきり収納可能。最近では純正アクセサリーで対応しているモデルも多く、見た目を損なわずに実用性を高められます。

このように、「通勤や街乗りでも安心して使える大型バイク」は、ポイントさえ押さえれば十分見つけられます。見た目やスペックだけに惑わされず、ライフスタイルに合った快適なバイクを選ぶことが、長く付き合える1台との出会いにつながります。

維持費とライフスタイルのバランスを考えるポイント

「バイクを買ったはいいけど、こんなにお金がかかるなんて思わなかった…」
そんな声は、特に20代の初心者からよく聞かれます。大型バイクを持つということは、購入後も長く付き合っていく“維持費”が発生するということ。だからこそ、事前にしっかりイメージしておくことが大切です。

まず気をつけたいのが、任意保険の負担です。20代は事故リスクが高いとされているため、年間で10万円前後になることも。自賠責保険と合わせて考えると、それだけで毎月1万円近い出費になる可能性もあります。

さらに、駐車場代や消耗品のコストも忘れてはいけません。都市部では月極のバイク駐車場が1万円以上することもあり、自宅に駐輪スペースがない人には大きな負担です。また、タイヤやオイル、ブレーキパッドなどの交換費用も、走行距離によっては年に数回必要になります。

そして意外と見落としがちなのが、「バイクを持つと生活スタイルが変わる」こと。
週末にツーリングに出かけるようになると、ガソリン代や高速料金、食事・宿泊費など、趣味としての出費が自然と増えていきます。これは楽しみのひとつでもありますが、準備なく始めると「思ったよりお金がかかってきつい…」と感じる原因になります。

だからこそ大切なのは、「維持費を把握したうえで、自分の生活にどうバイクを組み込むか」を考えることです。たとえば、年単位の予算をざっくり決めておくだけでも、焦りや後悔を減らすことができます。

そのうえで、中古車や燃費の良いモデルを選んだり、メンテしやすい車種を選ぶといった工夫をすれば、コストを抑えながらも楽しく続けることが可能です。大型バイクは決して安い趣味ではありませんが、工夫次第で無理のない範囲に収めることができます。

「見た目が好きだから」「流行ってるから」だけで選ぶのではなく、「この先も安心して乗り続けられるかどうか」を軸にしたバイク選びが、20代初心者にとって最も大切な視点です。

足つき重視で安心して乗れるモデルの選び方

低めのシートにまたがり、Rebel 1100風の海外バイクで走り出そうとする女性ライダーの後ろ姿。自然光の中で穏やかな夕方の道路にたたずむ。
足つきの良さと安心感が伝わる、Rebel風バイクと女性ライダーの静かなワンシーン。

大型バイクを選ぶとき、「足がしっかり着くかどうか」は初心者にとって大きな安心材料になります。特に20代のライダーで、体格や筋力にまだ自信がない人にとっては、足つきの良さが操作のしやすさと安全性を左右すると言っても過言ではありません。

実際、信号待ちやUターン、駐車場での取り回しでは、両足が地面に着くかどうかで心の余裕がまったく違います。足が届かずバランスを崩してしまい、立ちゴケしてしまったという経験は初心者あるある。だからこそ、安心して乗り始めるには「足つきの良さ」は重要な判断軸のひとつです。

おすすめは、シート高が低めで、車体がスリムなネイキッドタイプやクルーザータイプのモデルです。たとえばホンダのRebel 1100やヤマハのボルトシリーズなどは、シート高が低く、足が届きやすい設計になっています。また、こうした車種は車重も比較的軽く、取り回しがしやすいのも初心者には嬉しいポイントです。

さらに、カタログスペックに書かれている「シート高の数字」だけで判断するのは危険です。実際の足つきは、シートの幅やクッションの硬さによっても変わってきます。購入前には必ずまたがってみることが大切。最近では、バイクショップやディーラーでの試乗・跨り体験が気軽にできるので、積極的に利用しましょう。

また、教習所で使用されているモデル(例:ホンダCB400SFやRebel 250など)も、足つきや操作性のバランスが取れており、初心者向けとして高く評価されています。こうした車種の設計思想を参考にするのも、安全に始めたい人にとって有効なヒントになります。

もしどうしても乗りたいバイクの足つきに不安がある場合は、ローダウンカスタムも選択肢のひとつです。シートのアンコ抜き(クッション削り)や、ローダウンサスペンションに交換することで、足つき性を改善する方法もあります。ただし、車体バランスや乗り心地に影響が出ることもあるため、信頼できるショップで施工するようにしましょう。

このように、「自分の足がしっかり着く安心感」は、操作ミスや不安の軽減に直結します。最初の一台こそ、スペックや見た目だけではなく、“自分が自信を持って乗れるか”を基準に選ぶことが、バイクライフを楽しく続けるためのコツです。

20代初心者にありがちな大型バイクの選び方の失敗例

  • 見た目と実用性のバランスをどう取るべきか

  • カスタムしやすいモデルは初心者にも向いている?

  • 中古バイクを選ぶときの安心ポイント

  • スポーツタイプとクルーザーの違いと選び方

  • 初心者にもおすすめのかっこいい人気モデル3選

見た目と実用性のバランスをどう取るべきか

 街中に並んで停車するネイキッドとクルーザーの大型バイク
 見た目の好みと実用性、どちらも大切にしたいバイク選び

「とにかく見た目がかっこいいバイクに乗りたい!」
そんな気持ちは、20代のライダーならきっと一度は抱くもの。SNSや動画で見たスタイリッシュなバイクに憧れて選ぶのは自然なことですし、モチベーションにもつながります。

でも実際には、見た目だけで選んでしまうと「思っていたより乗りづらい…」と感じてしまうこともあります。たとえば、スーパースポーツ系のような前傾姿勢の強いバイクは、長時間乗ると手首や腰への負担が大きく、街乗りや通勤には向かないケースもあります。

一方で、ネイキッドやクルーザータイプのバイクは、乗車姿勢が自然で扱いやすく、実用性に優れています。たとえばホンダのCB650Rやハーレーのスポーツスターシリーズは、見た目の迫力を持ちながらも、初心者でも乗りやすいバランスを備えたモデルとして高く評価されています。

大事なのは、「どんな風に使いたいか」という目的と、「かっこよさ」のバランスをどう取るかということ。
街乗りや通勤がメインなら軽くて取り回しやすいバイク、ツーリングが中心なら疲れにくいポジションや積載性を意識することで、無理のない快適なライディングが実現できます。

それでもやっぱり見た目を重視したい!という人は、カスタムで実用性を補うという方法もあります。たとえばハンドルを交換して姿勢を改善したり、シートを変えて快適性を上げることで、見た目と実用性の両立が可能です。

結論としては、「見た目」も「実用性」も、どちらかを完全に諦める必要はありません。
見た目に惚れ込んだバイクであっても、自分の体格や用途に合うように調整したり、事前に試乗して感覚を確かめることで、後悔しない選び方ができます。

最初の1台は、乗るたびに気分が上がって、かつ無理なく続けられる存在であることが大切です。
見た目で選ぶ気持ちを大切にしつつ、「自分の使い方にフィットするか?」という視点も忘れずに、バイク選びを楽しんでください。

カスタムしやすいモデルは初心者にも向いている?

バイクパーツ店で真剣な表情でパーツを手に取る若い男性
カスタムの第一歩として、自分のスタイルに合うパーツを丁寧に選ぶ様子

「バイクに慣れたら、いつかはカスタムしてみたい」
そう思っている初心者ライダーは多いですが、実は“最初からカスタムしやすいバイク”を選んでおくことで、バイクライフをもっと楽しめるようになります。しかも最近では、初心者向けでも安心してカスタムできるモデルが増えてきています。

たとえば、ハンドル・シート・マフラーなどの基本パーツは、カスタムの入り口として人気のあるポイントです。見た目を自分好みに変えたり、乗り心地を改善することで「もっと快適」「もっと自分らしく」バイクに乗れるようになります。

特に、カスタムベースとして人気が高いのは以下のようなモデルです:

  • ハーレー・スポーツスターシリーズ(パーツ豊富+情報が多い)
  • カワサキZ900RS(クラシック感+高い汎用性)
  • ホンダRebelシリーズ(初心者でも扱いやすく、カスタム例も豊富)

こういったモデルは、純正オプションやアフターパーツが豊富で、バイクショップでもカスタム相談がしやすいのが特長です。とくに20代初心者にとっては、「自分でやらなくても頼れる環境がある」ことが大きな安心材料になります。

ただし注意したいのが、安全性や法規制を守ること。マフラーを変えたことで音量が大きくなったり、ハンドル変更によって操作が不安定になるケースもあるため、最初は「快適性を高めるカスタム」から始めるのがベターです。

また、取り付けミスやパーツ選びの失敗を防ぐためにも、信頼できるショップに相談することをおすすめします。最近は「初心者向けカスタム相談会」なども増えており、無理なくステップアップできる環境も整ってきています。

カスタムは、見た目だけでなく「乗る楽しさ」を高めてくれる手段のひとつです。初心者こそ、小さな変更から始めて、バイクとの距離を少しずつ縮めていく感覚を楽しんでみてください。

中古バイクを選ぶときの安心ポイント

中古バイクショップで販売員と相談する若い男性ライダー
中古バイク選びは信頼できる店舗と整備履歴のチェックがカギ

「初期費用を抑えて大型バイクに乗りたい」
そう考える20代の初心者にとって、中古バイクは現実的で魅力的な選択肢です。でもその一方で、「状態が悪かったらどうしよう」「すぐ壊れたら…」という不安もつきものですよね。

実際、中古バイクには個体差があるため、選び方を間違えるとトラブルにつながるリスクもあります。だからこそ、初心者こそ“安心して選べる中古車”を見極めるポイントを知っておくことが大切です。

まず注目したいのは、信頼できる販売店から購入すること
個人売買よりも、整備記録や保証がしっかりしているバイクショップやディーラーを選ぶ方が安心です。最近では「認定中古車制度」を導入しているメーカーもあり、納車前に法定点検や消耗品の交換をしてくれる店舗も増えています。こうしたお店を選べば、購入後のトラブルを大きく減らせます。

次に気をつけたいのが、走行距離や年式だけで判断しないことです。
一見状態が良さそうでも、長期間放置されていた車両やメンテナンスがずさんな個体は、かえって不調の原因になります。逆に、走行距離が多めでも、定期的に整備されていたバイクであれば調子が良く、長く乗れるケースもあります。整備履歴や保管状況を、購入前に必ず確認しましょう。

また、初心者にはノーマルに近い状態の車両を選ぶことをおすすめします。
カスタムされている中古車は見た目が魅力的に映るかもしれませんが、操作性や乗り心地にクセがある場合や、音量・構造が車検非対応になっているリスクもあります。最初はノーマル状態で安心して乗れる一台を選ぶ方が、長く楽しめるバイクライフにつながります。

最近では、初心者向けに試乗や跨り体験を用意しているショップも増えています。実際にまたがってみることで、自分の体格や足つきに合うかどうかを確認できるのも大きな安心材料です。

このように、中古バイクは選び方さえ押さえておけば、初心者でも安心して手に入れることができます。
価格の安さだけで飛びつかず、「整備状況」「販売店の信頼性」「ノーマルかどうか」をしっかりチェックすることで、自分にぴったりの一台と出会えるはずです。

スポーツタイプとクルーザーの違いは?

「スポーツタイプとクルーザー、見た目はどちらもかっこいいけど…自分にはどっちが合うんだろう?」
そんな悩みは、20代の初心者にとって非常に多いものです。どちらのタイプにも魅力がありますが、使い方や体格に合っていないと、せっかくのバイクライフがストレスになってしまうことも。だからこそ、違いをしっかり理解して選ぶことが大切です。

まず、スポーツタイプのバイクは、軽量で高回転型のエンジンを搭載し、前傾姿勢で乗るスタイルが特徴です。走行性能が高く、スピード感やコーナリングの楽しさを味わえるのが魅力。スポーティな走りに憧れる人にはぴったりですが、前傾姿勢による疲労や取り回しの難しさから、街乗りや通勤ではやや扱いづらさを感じることもあります。

一方、クルーザータイプのバイクは、低中速トルクが太く、ゆったりとした姿勢でリラックスして走れるのが魅力です。足を前に投げ出す独特のポジションや、低めのシート高による足つきの良さは、特に初心者にとって安心感があります。ホンダRebelシリーズやハーレーのスポーツスターなどは、まさにその代表格です。

選び方のコツは、「自分がどんなバイクライフを送りたいか」をイメージすること。
・通勤や街中でサッと乗りたい → スポーツタイプが向いている
・ツーリングでのんびり風を感じたい → クルーザーがぴったり

また、どちらを選ぶにしても、見た目の好みもとても大切な要素です。スポーツタイプはシャープで近未来的な印象、クルーザーは重厚でクラシックな印象を持っているので、所有欲を満たしてくれる一台を選ぶと、より長く楽しめます。

どちらにも良さがあるからこそ、最終的には「実際にまたがってみる」「試乗して体感してみる」ことが後悔しないための一番の近道です。
スペックだけではわからない“フィーリング”が、自分にとっての正解を教えてくれます。

見た目がかっこいいと人気のモデル3選

ガレージ前に横並びで停車した3台の人気大型バイク(ネイキッド・クラシック・クルーザー)
MT-07風・Z900RS風・アイアン883風の人気モデルが揃う、デザイン比較に最適な一枚

「見た目に一目惚れするようなバイクに乗ってみたい」
そんな気持ちは、20代の初心者なら誰もが一度は抱くもの。そこで今回は、初心者でも扱いやすく、しかもかっこよさにも妥協しない“人気の大型バイク”を3台ピックアップして紹介します。


Rebel 1100(ホンダ)

2025年モデルのRebel 1100は、エンジンの圧縮比を変更し、低中速域でのトルクを向上させました。これにより、街乗りやツーリングでの扱いやすさがさらに向上しています。また、ライディングポジションの見直しにより、よりリラックスした姿勢での走行が可能となりました。新たに追加された「S Edition Dual Clutch Transmission」では、ヘッドライトカウルやフォークブーツなどのアクセサリーを標準装備し、個性的なスタイルを演出しています。さらに、5インチのフルカラーTFT液晶メーターを採用し、Honda RoadSync機能に対応するなど、先進的な装備も充実しています。初心者でも安心して乗れる、魅力的な一台です。

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Z900RS(カワサキ)

Z900RSの2025年モデルは、クラシカルなデザインと最新技術の融合が魅力です。新色「キャンディトーンレッド」や「グリーンボール」が追加され、往年の名車を彷彿とさせるスタイルを実現しています。エンジンやサスペンションのチューニングが施され、滑らかな走行性能と快適なライディングを提供します。また、シート高やハンドル位置の微調整により、ライダーの快適性が向上しています。初心者でも扱いやすく、長距離ツーリングにも適したバイクです。

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3. ナイトスター(ハーレーダビッドソン)

ナイトスターの2025年モデルは、伝統的なアメリカンスタイルに最新技術を融合させた一台です。新たに追加された「ナイトスター スペシャル」では、パッセンジャーシートやフットレスト、ハンドルバーの高さが調整され、快適性が向上しています。また、Bluetooth対応の4インチTFTディスプレイを搭載し、音楽の視聴やライドモードの切り替えが可能です。3つの標準走行モードと2つのカスタムモードを備え、様々な走行シーンに対応します。初心者でも扱いやすく、ハーレーデビューに最適なモデルです。

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20代初心者が大型バイクを選ぶ際に知っておきたい要点
  • 自分の体格や筋力に合った車体サイズを選ぶことが重要
  • 使用目的(通勤・ツーリングなど)を明確にして選ぶ
  • 初期費用を抑えるには中古車や型落ち装備を検討
  • 任意保険は20代だと高額になりやすいため要注意
  • ネイキッドや軽量クルーザーは街乗りにも向いている
  • 足つきの良さが安心感と安全性を高める
  • 長時間乗るならアップライトなポジションが快適
  • 水冷エンジンは街中の渋滞に強く扱いやすい
  • カスタムしやすいモデルは初心者でも楽しみやすい
  • 中古車は整備記録と販売店の信頼性を確認する
  • スポーツタイプは走行性能、クルーザーは快適性に優れる
  • 見た目だけで選ぶと実用面で不満が出やすい
  • 駐車場や保管スペースも事前に確保しておく
  • 体験試乗を通じて相性を確かめることが失敗を防ぐ鍵
  • 維持費や生活費とのバランスを考えて無理のない選択を心がける